スマートシティ構想の実施状況
実施状況についてご意見をお寄せください。
さらなる安全安心を目指した見守りカメラの設置
機能の活用方法について、皆さまからのご意見、アイデアなどを募集します。
【 令和4年10月21日更新】
今回設置するAIを活用した高度化見守りカメラは、さらなる安全安心の向上や地域活性化の推進を目的としています。
犯罪・交通事故の未然防止の仕組みを取り入れることで、一層の犯罪抑止を目指します。
また、プライバシーに配慮したデータ取得により、まちづくりへの新たな価値を創出し、データ利活用型まちづくりの深化を図るものです。
設置場所は、犯罪・交通事故の多い駅周辺(加古川駅、東加古川駅、別府駅など)を中心に、犯罪・交通事故の未然防止につながる可能性が高い場所や、まちの賑わいづくりの効果検証が可能な場所を検討しています。
【 令和4年11月30日更新】
加古川市情報公開・個人情報保護審査会へ諮問しました。
高度化カメラで新たなデータ(異常音、人流データ)を収集、活用すること、「見守りカメラの設置及び管理運用に関する条例」を改正して規定の整備を行うことについて、加古川市情報公開・個人情報保護審査会から意見をいただきました。
【令和5年4月1日更新】※よりたくさんの意見をいただきたいため、募集期間を延長しました。
「高度化見守りカメラ」のAI稼働前の事前倫理検証を実施しました。
加古川市と一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(以下JDMC)は、AIデータ活用事業推進には、分かりやすい客観的な説明が重要であることから、JDMCの「倫理フレームワーク」を用いて、倫理観点での問題点を事前に洗い出す検証を実施しました。
「高度化見守りカメラ事業」において、加古川市が実施した各種対策を「倫理フレームワーク」に沿って確認した結果、倫理的にカバーすべき点が網羅的に対応できていたことが確認されました。
不適切な内容を報告する
このコンテンツは不適切ですか?
ディベートを終了する
このディベートの要約または結論は何ですか?
29 件のコメント
令和4年度に設置する高度化カメラの活用について、ご意見やアイデアを募集いたします。
詳細については、以下(市ホームページ)をご覧ください。
https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/shiminbu/shiminseikatsuanshinka/ICT/37243.html
宮本 との会話
加古川市は人身事故の件数が兵庫県内でもワースト側のランキングに入る件数だったかと記憶しています。車両が一定の速度で近づいて来た際の警報には事故を減らす効果が期待できそうですね。
兵庫県が交通事故発生状況をわかりやすく公開されているようですね。
https://public.tableau.com/app/profile/.37533015/viz/2017_2019/sheet0
加古川市は人身事故件数が多く、昨年度まで兵庫県から「自転車」と「高齢者」の交通安全対策重点地域に指定されていました。通学時の見守りボランティアの方々も高齢化している中、交通事故防止につながってほしいです。
Ⅱ型カメラでは、信号のない横断歩道での車の停止回数なども検知できますので、警察とも連携しながら、交通安全対策に活用したいと考えております。
市民 との会話
I型カメラの検出精度が気になりました。
悲鳴などを検知するとありますが、子供の話し声などで誤認識することもあるのではないでしょうか?
その際、異常ではないことをどうやって連絡するのでしょうか?
AIカメラは学習することで、検知精度が上がっていきますので、最初は子どもの騒ぎ声などを誤認識する可能性があります。いろいろな環境音を検知し、悲鳴と似ている音を学習していくことで、子どもの声なのか悲鳴なのかを判別できるように精度が向上していくようになっています。
そのため、ある程度学習するまでの間は、誤動作しないよう、回転灯やスピーカーとの連動は停止しておき、学習を優先させる予定です。
なお、学習した内容については、他のAIカメラ(Ⅰ型及びⅡ型)とも情報共有できるようになっています。
kousay との会話
高度化カメラで新たなデータ(異常音、人流データ)を収集、活用するということですが、どのようなデータを取得して、どのように安全安心の向上や地域活性化の推進に活用されていくことになるのでしょうか?
収集するデータは音と映像の2種類あります。
まず音ですが、想定では80デシベル以上の悲鳴やどなり声を収集し、検知したときにスピーカーで「見守りカメラ監視中です」といったアナウンスをすることで犯罪を未然に防止します。悲鳴があったという記録はサーバに蓄積され、将来的に見える化することも可能です。なお、悲鳴は個人情報になりますので、音そのものを記録するのではなく、悲鳴があったというデータのみ記録します。データとして蓄積する音の種類はAIの学習により増える予定となっており、急ブレーキ音や暴走族のエンジン音などの発生場所を分析することで、交通安全対策などにも活用する予定です。
次に映像ですが、細い道などで一定速度以上の危険運転車両が接近して来たときにスピーカーで「車が近づきます。ご注意ください。」と、カメラ付近にいる歩行者へ注意を呼びかけます。
また、AIで処理される映像は、個人情報を識別できないようポリゴン加工するため、年齢や性別、身長などの情報は取得せず、人がいるかどうかというデータのみ取得します。取得できる種類は人と車を想定していますが、AIの学習が進めば、自転車やオートバイも識別できるようになる予定です。
小学生や中学生に車両接近お知らせ機能を授業などで事前に紹介してあげた方がいいと思います 🤔
ご意見をいただき、ありがとうございます。
現在、カメラの設置場所の検討を進めておりまして、ご意見をいただいているように、Ⅱ型カメラ(車両接近通知付き)を設置する校区では、学校に対して、カメラの場所や機能の説明が必要だと感じました。
人がどちらの方向から来て、どこへ向かったかといったデータや、画面に映っている人数も取得するため、「かわまち」など市のイベントなどで、どれくらいの人がどのようなルートで歩いているかや、商店街を通る人がどのような時間帯や曜日であるかを分析し、まちのにぎわいづくりにも生かしたいと考えております。
これらのデータは、音のデータと同様に、すべてサーバに蓄積されるため、さまざまな事業で活用したいと考えており、活用方法のアイデアなどがありましたら、ご意見を頂戴したいと考えております。
悲鳴や怒鳴り声がよく検知される場所は警察にパトロールしてもらう。思いつきですがどうでしょうか。
悲鳴のデータはサーバに蓄積されるため、市内の異常音発生場所がわかるマップを作製するなど、警察のパトロール時の資料として活用することも検討いたします。
spinier との会話
今回設置するカメラにスピーカーやAIが付くのはわかりますが、カメラ本体の性能はこれまでのカメラと何が違うのですか。
現行の見守りカメラは、特注で制作されたため、当時ではかなりハイスペックな性能のものでした。しかし、特注であるため、カメラの増設をすることができないという課題がありました。
今回の高度化カメラは、使用するパーツ類を市販品で汎用性があるものを使用しており、カメラユニットについても市販されているものですので、将来的な増設にも対応可能です。
カメラ性能としては、現行モデルより少し画角が広がっており、基本性能は同等となっています。
なお、カメラが高性能になった場合でも、ダウンロードする通信速度や記録可能時間の関係から、フルスペックの画質で使用できない可能性はあります。
はっぴー との会話
カメラの耐用年数が気になりました。また、カメラの障害発生時には異常ランプなどが点灯するのでしょうか?
そうであれば、気づいた市民が役所へ連絡する運用でしょうか。
高度化カメラには死活監視機能が備えられているため、不具合が発生したときには、カメラ自らが異常を検知し、市役所のシステムへアラートが通知されます。この場合、一旦遠隔操作による復旧を試みますが、それでも改善しないときには、現地へ出向き、高所作業者などを使用して直接カメラの点検を行います。
GGまさやん との会話
DeciDim 見守りカメラの設置, II型カメラの "車接近通知AI"について
見守りカメラの発展的な応用として素晴らしいと思います。
少し現状プロセスから外れる意見になりますが、横断歩道を横断する歩行者の安全確保を確実にする観点から、この『車接近を検知する』機能に特化してローコスト化して、信号機の無い全ての横断歩道に設置出来ると良いなと思います。
"ピカッとわたるくん" として神戸新聞に紹介された(link参照)横断歩道は、車に対する渡ろうとしている歩行者が居る事の注意喚起の機能ですが、歩行者が本当に知りたい事は、車が接近しているかどうか、安全に渡れる状況かどうかだと思います。II型カメラの "車接近通知AI"は、この実現に期待を持たせるものだと理解されます。
特に、子供や視覚障害の方の事故防止に有効ではないかと考えます。
例えば、渡ろうとする時にボタンを押すと"ピカッとわたるくん"のLEDが光り、 "車接近通知AI"も作動してもし接近している車があり安全に渡れない時には、「車が右から接近しています」のアナウンスで渡るのを止める。
"ピカッとわたるくん"の神戸新聞記事
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202204/0015212222.shtml
AIによる車両接近検知は新しい技術ですので、どのような効果や課題が出てくるか、実際に運用してみないとわからない部分が大きいです。
今後、運用を開始してから、どれくらいの効果があるのか評価を行い、費用対効果もみながら、高度化カメラをさらに増やしていく等の検討を行う予定です。
車両接近検知技術がローコスト化していけば、そのような機能に特化した検知器を信号機の無い横断歩道に設置するなどの議論も出てくると思います。
なお、車が接近しているかどうかの検知は、カメラの映像からだけでなく、ミリ波レーダーで直接計測するのが精度面で良いかも知れません。
車の自動運転で略確立されたセンサーですので、コスト的にも実現性があるかも知れません。
GGまさやん との会話
例えば、Garmin社が自転車用で販売しているVariaリアビューレーダーは僅か2万円ほどですが、後方140m以内の10〜160km/hまでの速度で接近する車両を8台まで識別して検知します。私も使っていますがバックミラーより頼りになります。レーダーセンサーは今この位までローコスト化している様です。
Garmin リアビューレーダー
https://www.garmin.co.jp/products/intosports/varia-rvr-315/#featureTab
このような技術が安価に利用できるようになれば、将来的に、見守りカメラへさらなる機能を追加できる可能性が広がりますね。
なお、見守りカメラの運用や目的については条例で細かく定めており、画像データから生成される情報として車両の接近などの検知を行うことができますが、レーダーを搭載するには条例の改正が必要と考えられます。
II型カメラの次のIII型カメラになるのかも知れませんが、ミリ波レーダーだけで更にコストを下げると"ピカッとわたるくん2"として多くの横断歩道に設置出来る様になるかも知れないと期待されます。
子供だけでなく、特に視角障害の方にも安心感のあるものになるのではないでしょうか。
MG との会話
高度化カメラには大変期待しています。
様々な危険箇所の後でいいのでいつか資源ごみ集積所にも設置してほしいです。
私達の地域では不法投棄や持ち帰り抑止のため、回収日毎に各戸当番制で見守り活動をしています。
当番になると夜の集積所に1人で1時間立たなければならず、犯罪行為の抑止を一市民が担うのは危険だといつも思います。
カメラがあれば当番も廃止でき、安心安全、住民の負担軽減になると思います。
たしかに、資源ごみの集積所の見守りが地域での当番制になっていたりすると、夜間は特に怖いですよね。
防犯カメラの設置について、町内会等を通じて市に申請することで、市や県の補助を受けられる場合があるようです。
もしそれを活用できれば、比較的早い段階でカメラをつけられるかもしれませんね。
郊外の高齢化エリアにおいて自動運転によるオンデマンドバスの運行を期待しています。そのためにはバスの危険予測精度を高める必要がありますので、見守りカメラがキャッチした物体情報をバスにリアルタイム連携し、バスの目を増やす。という利用が有効ではないかと考えます。
コメントを追加
ログイン または 新規登録 することでコメントできます。
コメントを読み込んでいます...