アイデア収集フェーズ
スマートシティ構想についての意見収集プロセスです。
5.高齢者にやさしいまちづくり
30
10月 2020
00:00
27
11月 2020
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リファレンス: kakogawa-DEBA-2020-10-24
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ディベートは 2020/11/27 23:59 に、以下の結論を持って終了しました。
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新友一郎 との会話
現在スマホを持たないまたは電話しか使っていない高齢者にスマホアプリなどを活用してもらうためには、ICT技術を学ぶモチベーションを高めてもらう必要があると思います。そこで、まずは実際にアプリを使った便利なサービスを体験してもらう必要があります。具体的には電話やFAXでサービスの代行をしてもらえる仕組みを作り、まずは便利さを実感してもらう。そのことで子供や孫に教えてもらうなどして次は自らの力でしようというモチベーションが生まれると考えます。
フィリピンではGRAB社による自家用車乗合タクシーが普及していますが、スマホを持たない人やネット環境がない観光客のために、街中に有人の代行スタンドが設置されています。自家用車乗合タクシーは日本では認められていないし、代行スタンドを多数設置するのは人件費が高い日本では現実的ではありませんが、加古川市のなんらかのICTサービスを、固定電話が普及しているというメリットを活かして電話やFAXで手配できる窓口を作ることで実現できると考えます。ご意見をお願いします。
ありがとうございます。
総務省令和2年(2020年)版の情報通信白書によりますと、2019年における世帯の情報通信機器の保有状況は、「モバイル端末全体」で(96.1%)、そのうち「スマートフォン」は83.4%となり初めて8割を超えています。
(参考)総務省令和2年情報通信白書
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/index.html
また、総務省令和元年調査通信利用動向調査では、インターネット利用者の割合は全体の89.8%と9割に迫っており、年齢階層別のSNSの利用状況を2018年と2019年で比較した場合、どの年齢層も上がっています。特に6〜12歳及び60歳以上の年齢層で利用割合が10%以上伸びています。
(参考)総務省通信利用動向調査
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05a.html
こうしたことから、高齢者のスマートフォンの所有者は増えてきていますが、より利用していただくための便利さを実感してもらう機会の創出は必要と思います。
学校と連携してそういった機会を作っていただくことはできないものでしょうか。
総務省のデータによるエビデンスを加えていただきありがとうございます。
スマホ利用、SNS活用の年代間のデジタルディバイドは長期的観点で考えると、今後解消されていくはずです。
しかし、加古川市のスマートシティ構想という観点では2点課題があります。
1.新たなICTサービスが生まれることで、新たなデジタルディバイドが発生する
LINE、Twitter、Facebookなどの現在十分に普及しているツールに関しては、約70%以上が利用している60歳以下の世代は総務省の定義で高齢者である65歳以上になっても活用できると考えます。しかし、今後新たなICTツールが生まれ続けることは確実であり、それを今後の高齢者が使いこなせるとは限りません。新たなデジタルディバイドが発生すると予想します。
2.加古川市がスマートシティとなるには、全国に先駆けて高齢者にもICTツールを活用してもらう必要がある
今後65歳以上の高齢者、そして最も支援が必要な75歳以上の後期高齢者がICTツールを活用できるまでにはさらなる時間が必要だと考えます。60歳以下の現状SNSを活用できる世代が高齢者に入れ替わるのにも10年以上、現在の60歳以上の年齢層でのSNS利用が今後10%以上の伸びを見せると仮定しても2019年の50%弱が80%代になるには数年では不可能ではないかと考えます。
以上の2点から、加古川市がスマートシティを進めるには、全国的な高齢者へのICT利用の普及を待つ前に、後期高齢者を含めた高齢者がICTツールを活用できるシステムを積極的に構築することが重要だと考えます。もし実現することができれば、日本だけではなくこれから高齢化社会が到来する世界の多くの国も注目する可能性があります。
具体策としては、高校生(孫世代)が得意とするスマホアプリ活用術を地域の高齢者の方へ教える場を設定するなどが考えられますが、他にも多くの方法があると思いますので、幅広い方からのアイデアを書いていただければ幸いです。
はじめまして。
新友さまのおっしゃっている高校生(孫世代)がスマホアプリ活用術を教える場を設けるというアイデア、大変面白いと思いますが、懸案として、若者世代のスマホの使い方と高齢者に必要なスマホの使い方があまり一致しないのではないか(若者にとってスマホは主にゲームや友人達とのコミュニケーションのためのツールであり、スマホを使って公共的な情報を収集したり生活のために必要なものを購入したりはしない)という点があるかと思いました。
また、接続方法や回線の種類、契約のあり方など、インターネットを利用するため本質的に必要なところに関する知識は、学生たちがあまり関知していないでしょう(多くは保護者に任せていると思います)。しかし、高齢者がインターネット利用に関して不安に思うのはむしろそうした方面のことなのではないかと思います。
一口にICTの普及といっても、世代に応じて必要なICTのあり方は異なるはずです。高齢者がスマホやタブレットを使って得るべき情報やサービスとは、そもそもどのようなものなのか。あるいは、高齢者がスマホやタブレットを使えるようになった場合に、市側はどのような情報やサービスを提供したい/するべきだと考えているのか。加古川市が全世代が恩恵を享受できるスマートシティになるためには、その辺りのことを明確にしておく必要があると思います。
野鶴さんのご意見もっともだと感じます。
特に、
>高齢者がスマホやタブレットを使って得るべき情報やサービスとは、そもそもどのようなものなのか。あるいは、高齢者がスマホやタブレットを使えるようになった場合に、市側はどのような情報やサービスを提供したい/するべきだと考えているのか。
の部分に関しては、市の短期でのアイデア例で「高齢者が使いやすいデバイスやアプリの普及・研究(オンラインサロンなど)」となっていますが、より具体的で高齢者が魅力的に感じるアイデア例の提示が必要だと野鶴さんのコメントを読んで感じました。
見守りサービスなどの先進事例がある上に、高齢者の方が現在困っていたり不便だと感じていることに関しては加古川市もデータを持っておられると思うので、スマートシティにより高齢者に貢献できる目玉事業を提示していただくと、教育の立場からもそれにどのように手助けできるか具体的な方法を考えていくことができると思います。
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